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利休の創意 [利休にまつわる話]

利休の創意として挙げられるモノの一つに「棗」があるだろうか…?

今の黒ベースに傾いて行く契機にもなったのだろうが…

その”黒さ”と言うものを考えると、果たして、今とは違って電気が無い時代での茶室で、どの様に見えるのだろうか…?と言う事が気になる部分ではある。

今の現代人とは違って…もっと目も良かっただろうし…遠目も利いたであろうが…茶室の薄い障子を通してしか入らない「光」の中での「棗」の動きは、なかなか想像が難しい。

ある意味…? 金での蒔絵や沈金をしたりすると言う事であれば、それが光を反射して「棗」を浮き彫りにするのは分かるのだが…全くの「黒」である場合には光の反射を考えるのは難しい。

そう言う意味で…「棗」には、利休の作意を感じる…訳なのだが…

果たして…それは何だろうか…?と考えると…やはり「集中力を高める」と言う部分+「黒は没入するカラーリング」と言う事を掛け合わせているのではないか…?と思う部分ではある。


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