SSブログ

”利休に尋ねよ” [本]

「利休に尋ねよ」と言う本を読みました。

利休切腹の日から遡って行くと言う構成も面白かったのですが…彼を取り巻く様々な人物の視点が面白い所でありました。

”何故利休の茶は美味いのか?”
”何故利休の茶は巧いのか?”
”何故利休の茶は惹かれるのか?”
(上二つは、別にかぶってはおりませんのでw)

と言う部分での「黒田官兵衛」「徳川家康」「石田三成」……etc
各人の思考と視点がなかなか……

”利休”を色々な角度から浮かび上がらせる…と言う事でしょうか…

その多面的な魅力を「人をして語らしむ」……と言う点がオムニバスで描かれていて…
”重層的”なのも面白い。


これは…あくまで個人的な趣向ではありますが…

「細川幽斎」と「細川忠興(三斎)」とのやり取りは…「古今伝授」を受けた「幽斎」ならではの視点と共に…「利休の利休たらんとする所以」が垣間見えるようで…気に入っている部分ではありますか。

”所謂ひとつのミステリー「利休」”と言うジャンルに切り込んで行くガイドとして、如何でしょうか? (●^o^●)

nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 2

コメント 2

マチャ

大河ドラマの江でも、利休が重要な役どころですね。
面白そうな本です(>▽<)
by マチャ (2011-06-04 19:48) 

japanese-tea888

”キーマン利休”ですよね☆☆☆
本は結構サクサクと読み進めていける構成で楽しいですよ~
by japanese-tea888 (2011-06-05 17:37) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

梅雨を控えて利休の創意 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。