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粽 [菓子]

ゴールデンウィークにも突入で……あるし……

「お茶」としては…「炉」から「風炉」への変化と言う事もあって、その方面での準備や名残も色々と出ては来るのだが…

5月のお菓子として代表的な物としては「粽(ちまき)」があるだろうか?

そもそもは、中国の屈原を弔っての食べ物であったが日本に渡ってきたと言う事になるが

日本でも当初の目的としては、「保存食」としての位置付けが始まりであったよう。

「灰汁」で米を炊くと言うやり方で殺菌・保存にあつらえた形だが、その後、徐々に甘味化して言ったと言う所だろう。

屈原が自殺(入水自殺)をした5月5日にちなんで、中国でも日本でも、その日に「粽」を食べるのだが……

中国では、元々は屈原の死体を水中の魚が食べない様にと言う配慮(プラス、当の屈原が食べモノにこまらない様にとの配慮)から「粽」を作っているのに対して…

日本では、地上で生きている人達の繁栄や無病息災を祈願しての行事になっているのは興味深い。

さて、「お茶」的な事で言えば……「粽」と言えば…反射神経的に「川端道喜」と言う事になるのだろうか?

加茂川のほとりにある京菓子の名店であり、500年弱も続く伝統のお店ですが……

今更の事であるが…それだけの「長い年月」を「粽」を以て生き抜いてきていると言う所に「京都」らしさを感じると共に…「日本」の深淵を感じるような気がします。




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