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菱葩(ひしはなびら) [菓子]

今日の元日のお菓子で頂戴した「菱葩(ひしはなびら)」だが…

「牛蒡」と「味噌餡」と言う、なかなかに独特の組み合わせで……
モノによっては、「牛蒡の砂糖漬け」の味が出すぎていたり、「味噌餡」の味噌がくどかったりで
結構「バランスを欠く?」と言う感じの味になっているものも少なく無い様な気がしていた……

しかし、今日、頂いた「菱葩(ひしはなびら)」の塩梅は、非常に良かった。
「甘さ」と言い、「味噌」が舌に残る僅かな加減と言い、
”しっかりとした輪郭を残しつつも、自己主張をしない”優しいお味でありました。

まあ、値段の事を言うのは、無粋も承知なのですが……1個500円近くも出して…「マズイ」と言うのでは
せっかくの「お茶を楽しむ」と言う事からも外れてしまうだろうし、また、「お茶に対する興味」と言うものも薄らいでしまうと思う部分ではあるので。


新春の喜びを祝うお菓子ですから……
美味しいものが嬉しい訳でもあります。

とは言え……?

この美味しい(しかも宮中に由来する様な)お菓子に見合っただけの「お茶(濃茶)」を点てられたのか?
と言うと………

これやこの、この微妙な輪郭を持つ菱葩(ひしはなびら)に合う様な
「トロッ~~としつつも 舌の上をサラリと流れて行く様な感じ」に練りあがっておりました。
(新春の濃茶を練られたのは、ワタクシでは無く、「兄者」と呼んでいる先輩でありますw)

”お菓子に見合う様なお茶”
”お茶に見合う様なお菓子”

この相互の互譲と互敬があってハジメテ、お茶もお菓子も生きると言うもの (・▽・)/

「美味しいお茶」 バンザイでありまする。

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