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茶席の会話(part2) [茶室]

茶室での会話は色々と……と言う事を以前に書いたが…

まぁ…要するに「生臭い話」は御法度と言うモノで……

もちろん、それは相手の立場をおもんぱかってと言う事が前提での事ではある。

が……まぁ…その理論付けと言うか…茶の湯の深い部分の所から観るならば…?

茶の湯(茶道)が、大きく「禅宗」の影響を受け、その考え方を組み込んでいる…と言う事は周知の事実の一つであろうが…

その中で「不立文字」と言う言葉がある。

つまり、「文字(言葉)」を使わずに…と言う事であろうか…

この考え方がある所から、お稽古の時に「メモを取る」と言う事もいけないし……

お稽古はともかくも、茶室や茶会での会話に行き過ぎを戒めつつ…他のモノや状態によって語らしむ…と言う事に繋がっていくのである。

無論…?

茶の湯の意図するところは、主客の交流であるところ、それを充実させる為の「道具」であったり「茶室」であったり「懐石」であったり…と言う事であるから、その仕立てを総合的に設える(バランスを取る)と言うのが、その本意であるから……

そう言う意味で、”形あるモノ”を際立たせるのが「会話」であり、「会話の無い会話」と言う事になるのだから……

まさに「以心伝心」をとき起こすようなモノを「モノ」と「会話」で組立て行くと言う事が求められる事になる……と言う事だろう。

タグ:不立文字
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